こんにちは、トレーナーの白木です。
今回は、“地球を感じる”ということで壮大な話ですが...。
姿勢をつくる時に重要なものの中に、体性感覚がありましたが、その体性感覚の中でも足部からの情報は70%と言われています。
立った時の姿勢において、唯一床、地面と接している部分が“足部”となります。
そのため、足部のアライメントを整えることが重要です。
足部には、片足だけで26個もの骨がありますが、姿勢制御において重要なことが2つあります。
・足底の感覚
足の裏の感覚は、立位姿勢においてとても重要です。
日本人は座っている時間が世界一長いだけでなく、ミッドソールの厚い靴も多くなり、足の機能をフルで使うことが少なくなっていると思われます。
足底へ感覚刺激を入れると、姿勢動揺が減少するという研究もあるくらいです。
セルフや人によるマッサージ、エクササイズ、何か踏むなど様々な方法がありますが、積極的に取り入れていきたいですね。
・中足趾節関節の可動性
写真で表していますが、中足趾節関節は5つの中足骨と趾骨で形成されています。
なぜここの関節が重要なのか。
それは、足部の筋肉がこの関節を越えるものが多いからです。
短趾屈筋や長母趾屈筋、長母指外転筋、短母指屈筋など様々筋肉が関節を越えて付着するため、可動性が低下していると筋肉が正常に働きません。
先ほどの感覚もですが、こうした機能低下は外反母趾や扁平足の原因となっていきます。
次回は、この足部周辺のエクササイズをいくつか紹介していきます。
最後までご覧頂き、ありがとうございます。
それではまた次回!
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