top of page

「運動は熱中症の手助けになる?」

  • 執筆者の写真: 伊澤 海春
    伊澤 海春
  • 5 日前
  • 読了時間: 3分

皆さんこんにちは、スポーツプラスの伊澤です!


日ごとの気温差が大きく、体調管理が難しい日が続きますね💦

少しずつ湿度も高くなり始めて、いよいよ熱中症などにも注意が必要な時期になってきましたね。


そこで今日は、熱中症予防のための運動のメリットについてお話し出来たらと思います!


熱中症予防に運動?


むしろ、運動することで熱中症を促しちゃうんじゃないの?って思いますよね。


実は、運動はダイエットや健康、筋肉ムキムキになるためだけのものではないんです!

人の身体が正常に機能するために必要なことがたくさんあります!


簡単にいうと運動することは熱中症にとって身体が暑さに慣れることに繋がります。


これを専門的な言葉では暑熱順化といいます。

言ってしまえば、人は運動や仕事などで体を動かすと、体内で熱が作られて体温が上昇します。体温が上がった時は、(発汗)による気化熱や、心拍数の上昇や皮膚血管拡張によって体の表面から空気中に熱を逃がす熱放散で、体温を調節しています。体温の調節がうまくできなくなると、体の中に熱がたまって体温が上昇し、熱中症が引き起こされます。


暑熱順化ができていない可能性が高いタイミングは、特に熱中症に注意が必要です。


〇5月の暑い日

5月でも最高気温が25℃以上の夏日や、30℃以上の真夏日となることもあります。体がまだ暑さに慣れていないため、気温が高くなる日に活動をする際には、屋外でも室内でも自分の体調に注意し、水分補給と適度な休憩をするようにしましょう。


〇梅雨の晴れ間

梅雨で雨が降り、気温が下がると、それまでに暑熱順化した体も、元に戻ってしまいます。梅雨の晴れ間で気温が上がる日は、温度も湿度も上がる可能性がありますので、熱中症には特に注意しましょう。


〇梅雨明け

梅雨明け後は、晴れて気温が高くなる日が続くことが多くあり、梅雨の間に暑熱順化できていないことで、熱中症による救急搬送者数が急増します。梅雨明け前から体を暑さに慣らしておきましょう。

このように暑熱順化ができていない可能性の高いタイミングの2週間前を目安に、暑熱順化するために運動や入浴を行うようにしましょう。


これらが来るタイミングの前に出来ることは以下のようにあります。

〇ウォーキング

帰宅時にひと駅分歩く、外出時にできるだけ階段を使用するなど、意識して少し汗をかくような動きをしましょう。

目安として、ウォーキングの場合の時間は1回30分、ジョギングの場合の時間は1回15分、頻度は週5日程度です。


〇サイクリング

通勤や買い物など、日常の中で取り入れやすいのがサイクリングです。

目安として、時間は1回30分、頻度は週3回程度です


〇入浴

湯船にお湯をはって入浴しましょう。入浴して適度に汗をかくと良いでしょう。湯の温度が高めの場合には時間は短め、湯の温度が低めの場合には少し長めの入浴することがおすすめです。

目安として入浴の頻度は2日に1回程度です。


運動と考えると少しハードルが高く感じますが、日常の中にも出来ることはありそうですね!

このように、日常生活がより良いものになるような発信をしていきますので暇つぶしにでも見てもらえたら嬉しいです!


Comments


bottom of page