白木の部屋Vol.23【姿勢も食べたものからできている!?】
- 白木 信之介
- 2023年9月13日
- 読了時間: 3分
こんにちは、トレーナーの白木です。
今回は、食事と姿勢を絡めてお話ししていきます。
姿勢のざっくりとしたメカニズムに関しては、前回までのブログをご覧ください。

さてさて、皆さんは3食食べていますでしょうか?
「朝は食べられない〜」
「夜は炭水化物抜いてます!」
「お菓子しか食べないです〜」
色々あるかと思います。
3つ目は、専門学生時代の私ですが(笑)
食事と聞くと絡めやすいのは“ダイエット”となりますが、食事は“姿勢”にも関わってきます。
まず食事は、生きるための“栄養”を摂取することが大きな目的となります。
栄養を摂取して私たちの身体、つまりは細胞をつくっています。
姿勢をつくっているのは、これまでも話した通り、感覚器からの情報と脳による統合&プログラムによって末端の筋肉に指令がいき、現在の姿勢をつくり出しています。
姿勢が崩れるのは、インプットやアウトプットに問題があるというお話しでしたが、ここで問題です❗️
このインプットとアウトプットは、電気信号によって情報を伝達しています。

神経細胞(シナプス)は、写真のような形をしています。
この細胞が10の11乗個存在していると言われています。
↑宇宙の星の数に匹敵するとか....(笑)
そして、このシナプス同士が繋がって、身体の至る所にまで伸びているわけですが、下の写真の赤い丸のところをよーーーくご覧ください。

若干繋がっていないことがお分かりでしょうか?
絵がミスしてる訳ではなく、本当に少し隙間が空いているんです。
五条悟の無限のように...。
それはさておき、この隙間の意味はまだ解明されていませんが、電気信号がシナプスの羽島で行くと、シナプス小胞という袋を刺激して、神経伝達物質というのを放出します。
それを片方のシナプスが受け取ち、電気信号に変えています。
そうして次のシナプス、次のシナプスへと繋いでいます。

この神経伝達物質はアセチルコリンやグリシン、グルタミン酸など、様々な種類がありますが、こうした物質はアミノ酸からつくられます。
これはどういうことか。
たんぱく質が不足しているしていると、伝達がうまくいかないということが言えます。
どれだけ正確な情報があっても、処理能力の高い脳があっても、伝達してくれる物質がなければ正しく働きません。
いくらいいエンジンを積んで、スペックの高いボディにタイヤがあっても、ガソリンがないと走り出しません。
バランスの良い食事を心がけつつ、3食しっかりと食べることが“良い姿勢”をつくる上でも重要となります。
栄養の話や食事に関しては、大井川や昆野もブログを書いていますので、そちらも合わせてご覧ください。
この内容は、主に栄養コンシェルジュを土台としています。
気になる方は、そちらもご覧ください。
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