白木の部屋Vol.52【別れと新たな出会いの季節】
- 白木 信之介
- 3月26日
- 読了時間: 3分
こんにちは、トレーナーの白木です。
このブログを書いている次の日3月27日は、「さくらの日」となっているようです。
日本の代表的な花である「桜」。
その桜の関心を高めるため、花と緑の豊かな国土を作ろうという目的のもと、3×9(咲く)=27の語呂合わせと掛け合わせてできた記念日のようです。

桜🌸といえば…
卒業式。
いや、入学式でしょうか。
桜は、毎年同じくらいの時期に花を咲かせ、「別れ」と「新たな出会い」を見守っています。
松尾芭蕉が詠んだ「さまざまなことを思ひ出す桜哉」という句。
桜みると過去の思い出が蘇ってくることを詠んだ句ですが、毎年咲く度に過去の別れと出会いを思い出させてくれる花でもあります。
先日3月10日、講師をしている仙台こども専門学校の卒業式でした。
卒業学年を4クラスほど見ていたこともあり、講師1年目ではありますが、その晴れ舞台を見届けてきました。
講師側は初めてでしたが、素晴らしいものでした。
グッとくるものがありましたね。
卒業式は単なる先生方、友達との別れではありません。
失敗が許され、注意され、成長を促してもらえる学生生活にケジメをつける瞬間でもあります。
そんな彼女ら、彼らにこの1年何を伝えられたろうか。もっとできることは無かっただろうかと思い返しています。
私が授業している科目は「子どもの食と栄養」。
こどもの成長のための栄養学はもちろんですが、理想的な子どもの食習慣を身につけるための授業を行っています。
子どもは良くも悪くも大人を見て育ちます。
言葉遣いや生活習慣、食習慣など、近くの大人をみてまねしていくものです。
そうした中でよく町中で見かける、
夜に居酒屋に来る親子
深夜に子どもを連れている買い物客
ベビーカーに乗ってiPadをいじる幼児
急に怒鳴り始める親
それって子どもの成長過程においてどうなんだよ…。なんて思ってしまいます。
もちろん、家にひとりで居させられないとか、なかなか泣き止んでくれない、全然言うことを聞いてくれないなど、理由はあると思うんですが、ちょっと工夫する方向が違う気がするんです。
ちゃんと向き合えていないのかなと。
もしくは、親自身が大人になれていないのかなと。
講師業というのもその人の人生に関わる上では重要な存在となります。
出来なかったことを指摘するだけが講師の仕事ではありません。なぜいけないのか、どうしたらできるようになるかを一緒に考えてあげることが重要です。
どうふうゆうに伝えられるか、どんなことを伝えるのか、講師2年目を迎える4月に向けていろいろと考えていきたいなと思っています。
来年度も栄養学、発育発達という観点から保育士の養成に関わっていきたいと思います。
ps.専門学校を卒業した白木と大井川

柄が悪い笑
それでは、今回はこの辺で🤚🏼
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