白木の部屋Vol.48【Trick or Treat!お菓子の摂りすぎは悪さをする】
- 白木 信之介
- 2024年10月30日
- 読了時間: 3分
こんにちは、トレーナーの白木です。
東北は徐々に冷え込み、少し冬を感じさせる季節となりました。
明日はハロウィン🎃🦇ですが、ハロウィンというとお菓子を子どもにあげる習慣がありますね!
もともとの起源は違うんでしょうけれども……。
今回はそのお菓子に関して、ひいては精製糖に関して話をしていきます。
お菓子、精製糖の取りすぎは、血糖(=血糖値)に影響を及ぼします。

まず、糖を摂取すると、血液中に流れている糖=血糖が増えていきます。(血糖値が上がる)
血糖値が上がっていくと、インスリンというホルモンが分泌され、細胞に糖が吸収されていきます。(血糖値が下がる)
お菓子のような糖を多く含むものを摂取すると、血糖値も高くなり、より多くのインスリンが分泌されます。
すると、多くの糖が細胞に取り込まれ、本来あって欲しい基準よりも血糖値が下回ってしまいます。
(血糖スパイク)
それって何が悪いの?
という方もいらっしゃるかもしれません。
血糖は血液中に流れている糖のことですが、本来は筋肉や脳、さまざまな細胞のエネルギーになるために血液中を流れ、全身を巡っています。
血糖値が下がりすぎる=エネルギー源である糖が減りすぎている、枯渇している状態となります。

エネルギー源が減ったら大変です。
特に脳のエネルギー源は、糖のみとなりますので、一定を保つために、コルチゾールというホルモンを分泌して血糖値を上げようと身体は働きます。
そして、お菓子を頻繁に食べていると……
①お菓子を食べる
②血糖値が急上昇
③多量のインスリン分泌
④血糖値が乱高下(血糖スパイク)
⑤コルチゾール分泌
⑥血糖値を一定に保つ
この①~⑥を繰り返していきます。
繰り返していくとコルチゾールを分泌している副腎は次第に疲労していきます。
やがて、分泌が上手くされなくなり、必要な時に血糖値を上げることが難しくなっていきます。
そうすると、
・食後に眠たくなる
・朝起きられない
・午前は頭が回らない、ボーっとする
・寝つきが悪い
・寝れない
・寝てても夜中に起きる
・気分が憂鬱
・やる気が起きない
こうした症状が現れてきます。
なんだか日常的にありそうな症状ですねぇ~
そうなんです。
日常的にみられる症状、それは副腎が疲労していて、ホルモンがちゃんと分泌されていない証拠かもしれません。それは、気合いでどうこうなる話ではありません。
なので、しっかりと食事や感触を見直していく必要があります。
もし、そんな症状がありそうだな~、大丈夫かな私はという人は、振り返ってみてくださいね!
さてさて、今回はハロウィンにお菓子をあげるというところから、お菓子、精製糖が体に及ぼす影響をお話していきました。
お菓子の摂取はダメです、もう一生食べないでください。
ということではなく、そうしたデメリットや影響を理解して、適度に楽しんでいただければと思います。
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では、今回はこの辺で。
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