こんにちは、トレーナーの白木です。
今日は春分の日ですが、世界的には国際幸福デーとなっています。
幸福を表すのはなかなか難しいですが、主観的な幸福度を聞きランキングにしたものがあり、日本は137カ国中47位となっています。
これを高いとみるか低いとみるかは人それぞれですが、先進国では最下位となっています。
主に幸福度は主観的なもので測られていて、
「あなたは幸せですか?」
これで点数化しているもののようです。
主観的なので、定量的なものではありますがどこか不明瞭な部分がありますね。
そして今回は、この“幸福”に関してお話していきたいと思います。
次の記事をご覧ください。
幸福は主に脳が感じていますが、それに作用するのが
①セロトニン
②オキシトシン
③ドーパミン
の3つとなります。
ひとつずつ見ていくと
①セロトニンは、主に小腸からつくられます。
日光を浴びる、歩行や咀嚼などのリズム運動でつくられ、精神の安定や攻撃性を抑制してくれます。
セロトニンはたんぱく質からできているため、食事をしっかりとることが重要です。
また、腸内細菌も関わることから腸内環境を整えることも重要となります。
②オキシトシンは、スキンシップによって分泌されます。
ストレスに対抗したり、摂食の抑制、コントロールに働きかけます。
最近流行りのサウナでもオキシトシンの分泌が促すことができ、簡単にととのうことができるツールとなっています。
③ドーパミンは、神経伝達物質のひとつで報酬系を刺激します。
報酬系は欲しいものに向かって駆り立てるシステムで、活性化することで気分の高揚感が得られます。
甘いものやアルコールを摂ると気分が良くなるのは、この報酬系が働くからともいえます。
薬物などでもこの反応が起きますが、このドーパミンは外部の刺激によっておこる反応です。
記事の中でもありましたが、幸福を感じる優先度としては、①→②→③の順となります。
優先度と一緒に見たいのが、健康と幸福の相関を調査です。
健康に配慮した生活を送った人と幸福度の高さは相関があるようです。
健康に配慮した生活から想像するに、食事の内容・バランスを調えたり、日常に運動をプラスしたのではないでしょうか。
結果的に腸内環境の改善や脳の活性化が起こり、セロトニンが十分に生成されたと考えることが出来ます。
現代社会の中では人間関係が複雑になってきているように感じます。
近所付き合いというものはなく、リアルでのかかわりが少なくなった一方で、SNSを通して個人の生活はいつでも見れるようになりました。
SNSは基本良いことを載せることが多いこともあり、比較して幸せかどうかを推し量っているように思えます。
それはとても生きづらいように私は思います。
自分でできることといえば、食事の改善や運動を行い、精神を安定させる。
心に余裕ができれば、ちょっとしたことに幸せを感じることが出来るのではないかなと思います。
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