こんにちは、トレーナーの白木です。
前回は、脳に情報を伝達している感覚器に関してお話ししていきました。
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今回は、その中でも重要な3つに関してお話ししていきます。
特にこの3つは、姿勢をつくるときに重要になる情報となります。
その3つとは、
・視覚
・前庭覚
・体性感覚
となります。
それぞれ分けてみてみると、
視覚は、目から入る情報ですのでいうまでも無いですが、周りに何があるのか、空間はどうなってるのか、その中で自分はどこにいるのかなどの情報を集めています。
前庭覚は、頭部の傾きや回転、加速を感知しています。
体性感覚は、さまざまなものの総称となりますが、身体がどうなっているのかの情報を集めています。自分の身体の大きさはどうか、腕の長さはどのくらいか、今腕はどのくらい上がっているのかなどの身体の状態を感知しています。
ここでひとつ、体性感覚が低くなっているなと思った出来事を紹介します。
私が関東にいた頃の話です。
仕事に行こうと歩いていた時に、私の前を小学生が歩いていました。
普通に歩いていただけですが、電柱と外壁の隙間を通ろうとしていました。
しかし、明らかに肩幅の方が大きかったのです。
身体を横にすれば、通れそうですが、なんとその児童はそのままその隙間に向かって歩いていきました。
騒然の如く、そのまま肩がぶつかって転んでしまいました。
もうびっくりして「え?!」と声を出してしまいました。
幸い、怪我はなかったので、よかったのですが...。
体性感覚の発達がおそらく未熟で、自分の身体の幅を認知できていないのかなと思います。
こうした感覚を鍛えるにはどうしたらいいか。
ずばり、運動です。
視覚・前庭覚・体性感覚を鍛えるには、身体を動かし、様々な動作を経験し、様々なものに触れることで、発達していきます。
スポーツに特化しなくても公園で遊んでいると自然と感覚というのは研ぎ澄まされていきます。
自分で言うのも恥ずかしい話ですが、私は昔から運動神経が良いと言われることが多かったです。前庭覚に多少の問題はあるものの、小さい頃は、毎週のようにアスレチックのある公園に行って、兄弟で走り回り、たまに遠くの出かけて様々なところに連れて行ってもらいました。
こうした経験は、視覚・体性感覚・前庭覚を刺激します。
子供の頃は、こうした経験が大事でなんです。
そして大人になるとどうでしょう?
何か新しいことを始めたり、知らない道を歩いたり、身体を使って遊ぶことって少ないのでは無いでしょうか。
休みの日に少しでも知らないところへ出かけてみる、運動をしてみると、脳にとって姿勢にとって良い刺激になります。
是非、取り入れてみてはいかがでしょうか?
SPORTS+では、“運動”や“栄養”といった観点から皆様の健康・目標の達成をサポート致します。
姿勢を改善する時には、根本から改善を行なっていきます。
身体のことで何かあれば、ご相談ください。
サムネイルの写真は、タイでなぜか公園ではしゃぎまくった私です。
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