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白木の部屋Vol.13【できないことができるようになる】


今回は、こちら↓↓↓


脳梗塞で片麻痺になった女性を紹介している記事を元にお話ししていきます。


和歌山にある日本一きついリハビリで知られている病院ですが、片麻痺がある方のリハビリ初日に杖をついて歩くというなんとも過酷なプログラム。

私なら可動域がとかまずは仰臥位や伏臥位で筋トレからとやりそうなものです💦


この記事から私が感じたことは2つです。


①“負荷をかけるということが重要”ということ

②“「目的」や「その後何をしたいのかどうなりたいのかを明確にする」”と言うことです。


 

運動学習から考えてみても負荷というのが必要です。

運動学習は、『認知→連合→自動化』の順に行われていきます。

【認知(初期相)】
→学習するべき課題を知る段階
【連合(中間相)】
→運動のスキルを磨く段階で、注意を他の事に向けることが出来るようになる
【自動化(最終相)】
→意識せずとも運動スキルを再現できる段階

まずは、認知、課題を知覚することからです。

認知の段階に必要なのは、新規性(その課題の目新しさ)や面白さ、注意力になります。

これは、トレーナー側の問題になってしまいますが、どれだけ楽しく、苦にならないようにその課題に取り組めるようにするかがポイントとなってきます。


慣れてくると、徐々に自動化されてくるので、注意することができるポイントが増えていきます。


そして、できるようになることが増えていくと完全に自動化されます。


この例で言えば、自転車ですね。

最初は、真っ直ぐバランスを取ろうと必死だったのが、徐々に乗れてくると曲がろうとしたり、周りを見て運転しようとします。

みなさんがいつも乗っているような状態が自動化となります。


また、認知の段階では、意識的な制御やワーキングメモリを使用するため、大脳皮質が活性化します。大脳皮質は、姿勢や痛みのコントロール、思考など様々な機能に関わるため、リハビリ以外でも運動というのが大事だということが言えます。


リハビリにおいては、早期での負荷というのが改善に大きく関わります。

労りすぎて何もしないと、かえって機能障害が残ったりしてしまいます。


 

「目的」や「その後何をしたいのかどうなりたいのかを明確にする」

当たり前じゃない?と思うかもしれませんが、

ここが意外に難しいんです。

動画の中の女性は、「歩きたい、指先を使いたい」と言っていました。

でもその先には、「子供たちに料理を振る舞いたい」や「家族に心配をかけたくない」と言った真の動因が存在していました。

家族に心配をかけないようにする、子供たちに料理を振る舞うために、手段として歩けるように、指先を使えるようにするということです。そのためにリハビリをするということですね。


例えば、「痩せる!」と言った奥には、もしかすると


「痩せてカッコ良くなって彼女を作りたい」

「綺麗な服を着て街を歩きたい」


などの真の動因があるかもしれません。


そうなれば、トレーニング中のエクササイズや声がけが変わってくるかもしれませんね。

痩せると言って脚のトレーニングをしていたけれど、実は厚い胸板が欲しいと思っていた人ならば、満足度は下がり続けられなくなります。

本人に強い意志はあっても共有していなければ、続けられないものです。


少しトレーナー、指導者の目線でしたが、そんな心の奥にある真の動因を引き出し共有することが大事なんだなと改めて感じましたね。


 

よくトレーニングをしていると、

「もう歳だから変わらないよ」

とおっしゃる方がいます。


確かに年々と能力は下がっていくのは事実ですが、脳細胞は刺激によって常に変化していきます。

筋肉もつきづらくはなりますが、適度な刺激、負荷によって増やすことができます。


姿勢も筋肉も能力も変えることができ、いかに地道に負荷を与えるかがポイントとなります。


SPORTS+では、様々な方の「こうなりたい!」「こんなことしたい!」という目的を叶えるため、トレーニング指導や栄養指導を手段として行っています。

目的を達成できるよう、私自身もアップデートを重ねて参ります。

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