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白木の部屋 Vol.14【お酒は脳が欲している?!】

こんにちは、トレーナーの白木です!


突然ですが、皆さんは晩酌ってしますか?

今回は、お酒、アルコールに関しての記事からお話ししていきます。

↓↓↓

 

アルコールは、私たちが普段飲んでいるお酒に含まれる成分です。

飲むと私たちの身体に様々な影響を及ぼしますが、その中でも重要なのは、紹介した記事でも触れられている、アルコールが血液脳関門を通り抜けるという点です。


血液脳関門は、脳を外部からの物質から守る役割を果たしています。しかし、アルコールは小さな分子であり、この関門を通り抜けることができます。その結果、アルコールは私たちの脳に直接作用することが可能となります。


脳への直接的な作用により、アルコールは私たちの神経系に様々な影響を与えます。

アルコールは神経伝達物質であるγアミノ酪酸(GABA)の作用を増強し、興奮を鎮める効果をもたらします。これにより、リラックスや抑制が促され、一時的な幸福感や軽減感を感じることができます。


しかしながら、アルコールの摂取が過剰になると、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。アルコールは、前頭葉、小脳、海馬を麻痺させるため、過剰摂取による酩酊状態や意識混濁、記憶障害などの症状が現れることがあります。

また、過剰摂取では血液脳関門の働きを妨げることがあります。

血液脳関門は、アルコールによって一時的に緩和され、物質の通過が容易になることがあり、これにより、脳に有害な物質がより多く入り込む可能性があります。

脳は安心安全な状態でなくなり、過緊張へと繋がったりします。


長期的なアルコールの摂取は、肝臓や胃腸などの消化器系に悪影響を及ぼす可能性があります。アルコールの代謝により生じるアセトアルデヒドは、肝臓で解毒されますが、過剰摂取により肝機能が低下し、肝疾患や肝硬変のリスクが高まることが知られています。

アルコールの代謝中は、糖質や脂質の代謝を止めてしまうため、太りやすいとも言えます。


さらにアルコールは、依存性を引き起こす可能性もあります。

以前、「可愛いは正義?ハマりすぎると怖い?脳科学」で何かにハマる時の脳の働きついて語りましたが、長期間にわたる過剰な飲酒も同様に、身体的な依存症や心理的な依存症を引き起こし、アルコール中毒と呼ばれる状態に至ることがあります。


以上のように、アルコールは私たちの身体にさまざまな影響を及ぼします。

アルコールが血液脳関門を通り抜けることは事実です。

適度な摂取はリラックスやストレス緩和の効果もありますが、過剰な飲酒は健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、アルコール摂取の自己管理が重要です。


皆さんも健康な体と心を保つために、アルコールの摂取には注意してみてください。

適度な範囲で楽しむことが、お酒が好きな人にとっても良い選択となるはずですね。


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