top of page

白木の部屋Vol.10【世界禁煙デー!タバコと吸うと姿勢は崩れやすくなる?】

更新日:2023年6月1日



本日は、こちらの記事を元にお話ししていきます!


この文章が投稿される5月31日(水)は世界禁煙デーということもあり、今回は“タバコ”に関するお話しです。


余談なんですが、“タバコ”って花言葉があるのってご存知ですか?

タバコに関して調べてて、びっくりしました💦

その花言葉が、


「困難を乗り越える」

「あなたがいれば寂しくない」

「孤独が好き」

「孤独な愛」

なんだか感傷的ですね。


さて、本題に入ります(笑)

現在の日本では、少しずつ数は減っているものの男性27.1%、女性7.6%、男女合わせて計16.7%の人が喫煙しているというデータがあります。


1日に吸う本数を見てみると、重度喫煙者と呼ばれる1日21本以上吸う人は男女共に減り、軽度喫煙者と呼ばれる1日1〜10本吸う人が増えています。

ヘビースモーカーと呼ばれる人たちは減っているようです。


タバコの成分でよく知られるのは、3つで

  • ニコチン

  • タール

  • 一酸化炭素

があげられます。


ニコチン

ニコチンは、前回のブログであげたような“報酬系”を刺激し、強い依存性を引き起こします。

また、強い血管収縮力があり、血圧を上げる作用も持っています。

ニコチンが分解&代謝された時に生み出されるニトロソアミン類は、発がん性物質となっています。


タール

タールは、不完全燃焼によって発生する燃焼副産物で約70種類もの発がん性物質が含まれています。


一酸化炭素

一酸化炭素は、炭素が燃焼する際に、酸素が十分でない不完全燃焼を起こすと発生する気体です。

一酸化炭素は、酸素と比べて200倍以上もヘモグロビンと結びつきやすい性質を持っています。酸素がうまく結合できないため、運搬能力が低下し、酸欠状態に陥ります。

一酸化炭素とヘモグロビンが結合したものが減ってくるのが、3〜4時間と言われています。頻繁に吸っている人は、常に酸欠状態となり、脳に酸素を送るために血液量が増えるため、高血圧&動脈硬化を促進してしまいます。



最近は紙だけでなく、電子タバコを吸っている方も多いかと思いますが、電子タバコにもニコチンや発がん性物質が含まれるということで、良いとも言えません。

とは言え、電子タバコに対しての研究というのが少ないので、何とも言い難いですが、タバコは強烈な依存性を持ち、高血圧や動脈硬化を促進するということで、身体にはよくないことは明白です。


姿勢で考えてみると、タバコを吸うと酸欠になるということで、脳に酸素が回りづらい状態となります。

脳の酸欠は、死活問題となりますので、酸素を取り込もうと口呼吸になりやすくなります。

口呼吸になると、肋骨の外旋(オープンシザース)による反り腰や肩の内巻きが起こっていきます。腰背部や肩周りの筋肉の緊張が強くなるだけでなく、ヒスタミンレベルを向上させ、交感神経を優位にします。


交感神経の優位の状態が続くと、筋肉の感度が上がり、緊張の入りやすい状態になります。

特に伸筋群の緊張が入りやすくなりますので、大腿四頭筋や脊柱起立筋、僧帽筋などの緊張が強くなります。


反り腰や下位頸椎から上位胸椎にかけての丸み、肩の内巻きなどに繋がります。


改善するために必要なことは3つ!

  1. 禁煙

  2. 有酸素運動の実施

  3. 呼吸の改善


1は、そのままです。

上記のような影響をまず受けないようにすることです。


2に関しては、以前ブログでお話ししないようになりますので、下記をご覧ください!


呼吸のエラーが長く続くと、肋骨の位置が崩れたり、酸素や炭酸ガスを管理しているセンサーにもエラーが生じます。

3では、そうしたエラーの改善を行っていきます。


昔から身体によくないと言われている“タバコ”

内側の変化は表側にはわかりづらいものです。


SPORTS+では、運動を通して皆様の健康のサポートを致します。

血圧や呼吸に関しては、100%元に戻ることは難しいのが事実ですが、改善のためのエクササイズをすることで、軽減することができます。

身体のことはSPORTS+にお任せください❗️



閲覧数:20回0件のコメント

コメント


bottom of page