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【症例1.アキレス腱断裂pert.2】

  • 執筆者の写真: 大井川 壘之介
    大井川 壘之介
  • 4月16日
  • 読了時間: 3分

皆様、こんにちは!

スポーツプラス、スタッフの大井川です!


お花見の時期になって、各地で賑わってきましたね〜👏

こうやって色々な地方でみんなで盛り上がっているニュースを見ると、それだけでなんだかわくわくしてきます🌸

私もお花見予定なのでバッチリカメラ持ってパシャりたいと思います📸



さて、今回は!

前回お話ししたアキレス腱断裂に関する症例のトレーニングメニュー編!


各時期に合わせて、可動域を広げたい部分、強化したい部分、動きを繋げていきたい部分、それらを総合的に噛み合わせて日常生活・競技動作に繋げていきたい部分。

様々な刺激を取り入れる事で安全に、かつ効率的にリハビリを進める事が可能となります◎



そこで各時期に合わせて行っておりました、エクササイズメニューを一部抜粋してご紹介!!

あなたに合うエクササイズも出てくるかも、、、?



○急性期・保護期(受傷直後〜1週間程度)

ここでは"動かす"というよりは"保護する"というのがメインとなります。

現場のトレーナーの救急処置後、医療機関への受診に移り、診断をもらいオペが必要かどうかの判断を医師から受けるような形になります。

その後は医師からの診断のもと、炎症抑制・疼痛管理にを行っていくような形となります。



○訓練前期(受賞後1,2週間〜2ヶ月程度)

手術をしたかどうかで流れは大きく変わりますが、

ここでは炎症がある程度収まってきたのを仮定し、

*可動域の回復訓練、*日常生活レベル(ADL)復帰に向けた最低限の筋力回復訓練 に移っていきます。

ここで行っていたエクササイズはこちら👇


◎膝抱え、片膝抱え

・身体の緊張の抑制

・股関節屈曲可動域

△約2〜3分、ゆっくり深呼吸を繰り返します



◎ヒップロックエクササイズ

・股関節・膝関節・足関節の同時屈曲(スクワットみたいな!)

・股関節屈曲時の脊柱のコントロール

・足関節、免荷での可動域訓練



○訓練後期

このフェーズでは軽度の筋力回復(ADL問題なし)が出来たと判断した上で、

*可動域、筋力の左右差の改善 *協調生の再獲得(滑らかでスムーズな動作を指します◎)

これらを重点的に鍛える期間となります。

アスリートレベルが高ければここの段階で*競技特異性の動作獲得 に向けたトレーニングも始まります。


◎座位カーフレイズ

・下腿三頭筋の筋力向上

・アキレス腱の低荷重における収縮、伸長性の獲得

△10回×2〜3セット



◎ハーフニーリングカーフレイズ

・下腿三頭筋の筋力向上

・体幹部の安定性の獲得

・姿勢変化による協調性の獲得

△左右10回×2〜3セット



足首が硬い方にもおすすめのエクササイズ達です!

リハビリ中の方に限らず、足首を柔らかくしたい!冷え性などが気になる!という方はぜひ上記のエクササイズを試してみてください◎


次回の投稿はこの続き!

さらに強度の高いエクササイズ、競技復帰に向けたフェーズとなります✨

次回の投稿もお楽しみに!!


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