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「クールダウンやってる?」

  • 執筆者の写真: 伊澤 海春
    伊澤 海春
  • 4月30日
  • 読了時間: 3分

こんにちは、トレーナーの伊澤です!


桜の季節も終わりに近づき、初夏を感じられるぐらいの気温にもなってきましたね。

新年度にもなり、身体に不調や疲労なども出始めることもあるの体調管理に気を付けていきましょう!


前回の私のブログでは、運動前に行うウォーミングアップについての内容でした。

今日は、運動後に行うクールダウンに関して投稿したいと思います。

そもそも、皆さんは運動後にクールダウンをしてますか?


場合によっては、整理体操という方もいるかもしれませんが、いずれにしても動かした身体が回復するための時間は使っていますか?


クールダウンをすることで予防できることから、得られることまで身体にもたらすメリットを紹介していきます。


クールダウンとは、

①心拍数と呼吸数の正常化

②血液循環の安定化

③筋肉の回復と、筋肉痛の軽減

④副交感神経の活性化(リラクゼーション)

⑤心理的なリフレクション

これらを身体にもたらすことが出来ます。

①~③は、自分でも感じることのできる身体の状態の変化についての要素なのでイメージしやすいでかなと思います。


では④と⑤はいかがでしょうか?


身体で起こる部分というよりも神経系や心理的なものにあたるので、実際にどんな変化が起きているのか分かりずらい部分もあるかもしれませんが、コンディショニングの定義として身体的要素に加えて精神的要素も含まれています。


人々が日常生活をより豊かにする上で非常に重要な部分を担っていると思います。


④についてですが、運動中は、身体のスイッチを入れてくれる交感神経が優位に作用している状態となっており、身体の状態としては、緊張状態を作っているような形になります。運動時は非常に大きな役割となるのですが、睡眠時や日常においては過緊張の状態を作り、慢性的な不調や姿勢不良の要因ともなってしまいます。


特に、睡眠時に交感神経が優位のままだと寝つきが悪かったり、睡眠時間を確保しても疲労が全く抜けなかったりとリカバリーの面で悪影響となってしまいます。

①~③が整ってくることで交感神経と副交感神経の割合が変化し始めていきます。


また、⑤については聞きなれないものかもしれません。


分かりやすく言い換えると、クールダウンの時間を使ってその日を振り返ったり次の日のことを考え足りするなどの、リセットする時間となります。

どんなに身体が元気でも、やるべきことが決まってなかったり、モヤモヤするものがあると運動でも仕事でもなかなか進みませんよね💦


クールダウンとして考えると、どうしても運動をした後とだけ連想しちゃいますが、実際は違いのかなと僕は思います!


クールダウンの内容として得られるものは運動だけにとどまらず、人が健康的に豊かに生活する中で大切な要素かなと思います。


運動している方だけでなく、ぜひ運動がしていない方でもクールダウンとしてではなくても良いので、心地よく身体を伸ばしたり、ゆっくり深呼吸してリラックスする時間を少しでも作ってみてください!

もしかしたら、今以上に健康的で豊かな生活が送れるかもしれませんよ👍


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