皆さん、こんにちはチーフトレーナーの伊澤です!
6月に入り、プロ野球はセパ交流戦が始まり、高校野球では東北大会が熱戦を繰り広げております🔥
野球好きには本当にたまらない時期になってきましたね!
前回、野球のパフォーマンスに必要となる可動性と安定性について書かせていただきましたが、今日の投稿は胸郭といわれる胸回りの動きの重要性をお話しできたらと思います!
改めて胸郭のお話をさせていただくと人間の胸部に位置し、12個の胸椎(きょうつい)、12対の肋骨(ろっこつ)、1個の胸骨 から構成される籠状の骨格です。

この中には心臓や肺、肝臓などの重要な臓器が多く存在しこれらを守る役割も持っていて非常に大切な部分になりますね😲
胸郭の動きは、野球のたくさんの動きにおいて必要となりますが、その中でも投球動作に大きく関わってきます!
今現在、もしくはこれまでに肩や肘を痛めたことなどはありませんか?
もしかしたら、これまでに起こった痛みの原因は、胸郭の動きに課題があるかもしれません。
胸郭の動きが少ないことによって、投球動作のテークバックの際に、肩や肘を無理やり動かしている場合が非常に多いです。
肋骨を触りながら、身体を左右に捻じったり背中を丸めたり反らしてみてください。
皆さんが思っている以上に、胸郭は大きく動くのではないでしょうか!
投球動作のテークバックだけでなく回旋動作の中でも必ず動くポイントとなります。
回旋の中で胸郭が動かないことで過剰な腰の回旋になることが多く考えられ、腰痛の原因になることも多々あります。

胸郭しっかりと動かすためには、背骨・骨盤との連動が必要となるため、エクササイズでの動作改善を行っていきます。
まずは、背中を丸め/反らすことから行って、その後に捻じるようなエクササイズをしていくことがスムーズに動作を改善していく順番になります!
上手く胸郭が動かせない場合は、もしかしたら筋肉の硬さも原因かもしれません。
そんな時は背中のストレッチなどから行うと、より動きの改善が期待できるかもしれませんね!
いかがでしたか?
野球をするために胸郭が重要であること、動きが少ない事で起こりうる身体へのリスクなどお話しさせていただきました!
肩や肘は、消耗品といわれるほど負担が大きくかかる部分です。
痛みや不安なく、少しでも良いパフォーマンスを出すために、そしていつまでも野球ができるように、ぜひ胸郭という部分とその役割を覚えていただけたら嬉しいです👍
次回は、胸郭と同様非常に大切な股関節についてまたお話が出来たらと思います!!!
次回の投稿もご期待ください👋
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